2010年11月 1日 (月)

2010年モンゴルエコツアー参加者の声(海外青年協力隊)

 昨年度に続き、今年もGNCのエコツアーに参加させていただきました。
  今年は私が青年海外協力隊でボランティア活動をしている
  モンゴルのNGO「持続可能な発展のためのジェンダーセンター」の
  スタッフ1名も一緒に参加させていただきました。

  私は現在、ウランバートル市郊外にあるゲル地区とよばれる低所得者、
  失業者、地方からの移住者が多い地区で活動をしています。
  今年はその地区に緑化活動をする目的で学校の校庭への植林などを
  行ってきました。

  今回、私がスタッフを同行させていただいたのは、この緑化活動に
  関して先駆的に成果をあげて活動を展開しているGNCの活動から
  学ぶことが多いにあると考えたからです。
  緑化に関するマニュアル本やいろんな情報はモンゴルにもあふれています。
  しかし、「百聞は一見に如かず」という言葉の通り、住民参加で
  実際に具体的な活動を行っているGNCの活動そのものから
  同じような緑化活動を志すひとりのモンゴル人として、私の
  同僚にもいろんなことを感じて欲しいと思い参加したのでした。

  結果として、私の想像以上に同僚は興味関心を示してくれました。
  実は彼女は今年から緑化プログラムの担当となり、右も左もわからない
  状態でした。そんな中で専門的知識や経験のあるGNCのスタッフみなさまと
  つながることができたことに安堵の表情を見せていました。

  また、バヤンチャンドマニの住民の方と話をする中で、私たちの活動地域である
  住民と共通の水遣りにかんする悩みなどを共有したり、
  村内中心部へ植えられた木の植え方のデザインをみて感心したり、
  苗畑で樹木の植え方の違いを観察したり、とさまざまな発見があり、
  私の同僚もメモを頻繁にしていました。

  GNCの名前の頭文字のひとつ「ネットワーク」という言葉の通り
  同僚および私の活動しているNGOがGNCとつながりを持てたことは
  とてもありがたいことだと感じています。また、GNCが培われてきた経験や専門を
  寛大に共有してくださったことにとても感謝しています。
  ありがとうございました。

  201009140016033e3
青年海外協力隊 牛嶋久子(右)
  同僚 持続可能な発展のためのジェンダーセンター 地域おこしセンタースタッフ アリヨナー)

にほんブログ村 環境ブログ 環境学習・教育へ
にほんブログ村
ランキングに参加中 ぜひ応援クリックよろしくお願いします!!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年10月 6日 (火)

2009年モンゴルエコツアー参加者の声(在日モンゴル留学生会)

Eco15
エコロジー教育センター 第8回エコ教室での 留学生のお話

Mnu02s
モンゴル国立大学 生物学部森林学科演習林視察
(トゥブ県バットスンブル村)


2007年より 夏休みに一時帰国中の 在日モンゴル留学生会の学生のみなさんにGNCモンゴルエコツアーに参加し、森づくりの現場視察や エコ教室では 日本での留学生活などをお話してもらって今年で3回目となります。毎年 各学校から参加した生徒たちは留学生のお話をとても熱心に聞きいり、質問も活発に行われています。

Tumee トゥメーさん (横浜国立大学在学)

皆さん、こんにちは!
GNCの秋季エコツアーでの思い出や経験したことをぜひ皆さんに伝えたいと思います。
私の今までのGNCとの関係は主にハワリンバヤルの実行委員会での行動だったが、今年初めてGNCの活動に参加したのです。
久しぶりに母国に帰って、家族や友人と会うと、あっという間に過ぎる楽しい時間がほとんどですがが、エコツアーも私の夏休みの一つのハイライトになりました。私が参加したのが2日だけですが、できたことと学んだことはたくさんありました。

9月8日 モンゴル国立大学 生物学部森林学科演習林視察
(トゥブ県バットスンブル村)

「共存」の視察

ウランバートルを60キロ離れた山の中で、生物学部の学生たちが自分で作ったキャンプに生活し、先生の指導を受けながら夏休み中現場で学んでいるのを見てとても感動しました。私は植林だけではなく、「人と自然との共存」ができているのと、将来にモンゴルの環境活動の核になる人材が育てられているのを見ました。また、人々が国境を越えて信頼のネットワークを作っている「人と人の共存」も見られたのです。GNCはさすがに、Global Network for Coexistenceという名前通りの活動をしているなと感じました。
見学中、GNCのスタッフや先生のバータルビレグ教授から実施中の仕事から現代の環境問題までいろいろな面白い話を聞き、自分の視野を広げるチャンスになったと思います。

昼、学生たちが作ったキャンプの中でみんなで晴れた天気を楽しみながら外で昼ごはんを食べて、リラクスしました。馬乳酒は最高でした。バータルビレグ教授と学生たちの説明や話を聞き、実現している仕事を現場で見ると、彼らの取り組んでいる仕事に対する高いモチベーションが感じられ、私の環境活動への関心が高められたのです。一本の木を植える時の大変さ、でも努力すれば木を植えることが可能であることを実感できた機会になりました。


9月9日 モンゴル国立大学エコロジー教育センター

「共存」の実施
前日は自分が学ぶだけの日だったが、その日私の話す順位となりました。私に新しい世界を開く機会となった留学の経験についてぜひ後輩たちに話してあげたいという意義がいつもあったのでわくわくしてエコロジー教育センターへ歩いていました。

午前にGNCのスタッフやえらい先生たちが良い話をしたので、続いて話すに緊張していました。しかしプレゼンが始まると子供たちが非常に注意しながら話を受け入れ、積極的に質問していたのでとても嬉しかったです。モンゴル語で発表する機会がほとんどないので、生徒たちに話をすることによって私にとっても勉強になったと思います。私に与えられた留学のチャンスがより多くの後輩たちにも与えられるに、自分のできる限り貢献していきたいと考えています。

GNCエコツアーは私にとって楽しくて良い経験になったので今後もこのような機会が与えられたら参加していきたいと思います。皆さんも、きっと良い経験になると思うのでぜひぜひ参加してみてください。よろしくお願いします。


Photo デーギーさん(写真左) 一橋大学・3年生

私は今年のGNCのエコツアーに参加することができて、新しく学んだこともあれば、いろいろ楽しい思いでも作らせていただき、本当によかったなと思います。ますます砂漠化されている母国のモンゴルでGNCの皆さんが長年活動を続け、いまや子供たちを中心とした大勢のモンゴル人の自然に対する愛情を呼び起こすように活動の幅を広げています。10年前に植えた木も伸び伸びと大きく育つとともに、去年植えたばかりの何千か本の苗木もまるでGNCが子供たちに対して行っている環境保護の教育のように大事にされていました。

GNの活動の影響で子供たちが木を植えたい気持ちになっているのを聞いて、私は何より嬉しかったです。木を植えるばかりではなく、大きく育つまでのお世話をするために何か月間山の中でキャンプするモンゴル人の大学生たちもいました。

それから、GNCと長年付き合ってきたツォゴーさんの農業技術を見学させていただき、感動するばかりでした。モンゴルの土が農業にふさわしくないと思っていた自分が大きく間違っていたことに気が付きました。ツォゴーさんの畑ではジャガイモやキャベツなどモンゴル人がよく食べる野菜だけではなく、それらと並んで日本の野菜もたくさんの種類を揃えて作られていました。経済的なの視点から見ても、農業はモンゴル人がやっていて有益なものだと感じました。

夏休みに自然環境の中でGNCの皆さんと過ごしたエコツアーの数日間は新しい出会いと楽しい思いででいっぱいでした。GNCの皆さん、ありがとうございました。

にほんブログ村 環境ブログ 環境学習・教育へ
にほんブログ村
ランキングに参加中 ぜひ応援クリックよろしくお願いします!!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年10月 4日 (日)

2009年モンゴルエコツアー参加者の声(青年海外協力隊)

090907gnc3_026
バヤンチャンドマン村 第1回エコ教室会場にて 

今年のエコツアーには 初めて 在モンゴル青年海外協力隊員の 篠崎祐士さんと牛嶋久子さんのお二人が エコ教室や学校訪問などに参加してくれました。今後 これをきっかけに モンゴル国各地で活動中の多くの隊員の皆様へのネットワークが広がり お互いに力を出し合って より充実した事業展開へつながっていけるものと大いに期待しております。

Shinozaki_4 青年海外協力隊 環境教育隊員  篠崎祐士さん

今回、私はGNCエコツアーの全日程に参加することは適いませんでした。しかしながら貴重な体験と、私のモンゴルでの活動にあたり、多くの大切なことを学ぶことが出来たと思います。

その中で一番参考になったことは、GNCの活動が現地スタッフとの深い信頼によって繋がっているということです。代表の宮木さんをはじめとするGNCスタッフの方々が、長年に渡り築き上げてきた信頼関係に大変感服致しました。この関係は、モンゴルに対する只ならぬ愛情と尊敬、そして相互理解を重んずる気持ちの表れだと思います。

国際協力の世界では援助側の一方通行に終わる協力というものも往々にして起こり得ます。そこには短い期間で結果を出さなければならない制度としての欠陥や、現地の人とのコミュニケーション不足といったローカルな問題も隠れています。しかしながらGNCの活動はこの点において、「共存」という組織理念に基づき見事なまでに、年月をかけ、本当に役立つ国際協力を実現していると感じました。

協力隊員としての私の活動は2年間と限定されたものであります。現地の問題の大きさから考えると、これは決して充分な期間ではなく、正直何が出来るのか不透明ですらあります。しかし、GNCの活動を参考に、自分で期間や関わり方を制限するのではなく、もっと長い視野でこの国のことを考えてみようという気持ちになりました。

また来年もツアーに参加したいと思います。この度は本当に有難うございました。

Ushijima 青年海外協力隊 村落開発普及員 牛嶋久子さん 

モンゴルGNCのエコツアーに参加させて頂き誠にありがとうございました。
エコツアーには部分的に参加をさせていただきましたが、
とても有意義な時間を過ごすことができ、
非常に大きな感銘をうけました。

特に、私が参加させて頂いたバヤンチャンドマニ村での
エコ教室、苗木畑見学などでは、地方における
環境活動の新たな可能性を大いに感じることができました。
エコ教室の後、参加されていた村の人々が自ら口々に
環境の大切さや自分が抱えている環境にまつわる問題を
話してくれました。これは、GNCの活動が人々の心にふれ、
信頼を得ている証だと思います。

私事ですが、私はボルガン県ブレグハンガイ村という
人口約2300人の地方のとても小さな村に
滞在しながらボランティア活動をしています。
地方によって現状や置かれた環境は異なりますが、
予算が少ないことや立地の問題など複雑な事象がからみあい
地方では大きな形をのこす援助を期待する声や
また地方に援助が来ない現状に対して諦めの声が少なからず
あるのが現状です。

そのような中で、村に今までも、これからも住み続けていく人々が
自分たちの思いや悩みを等身大で語り、GNCと協力して
何かをやりたい、応援したいと語られたことはGNCの活動が
着火剤となって人々の心に火をともしていることだと感銘を受けました。

また、一方通行でもなくお人好でもなく、共に敬い理解しあうということ、
そして何よりも強い思いをもち活動をされているGNCの皆さまから
モンゴルでボランティア活動をしている私自身の心にも大きな火が
ともされた素晴らしいきっかけとなりました。

来年も是非エコツアーに参加させて頂きたいと思います。
本当にありがとうございました。

にほんブログ村 環境ブログ 環境学習・教育へ
にほんブログ村
ランキングに参加中 ぜひ応援クリックよろしくお願いします!!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月 4日 (火)

2008年モンゴルエコツアー参加者の声(在日留学生)

今年のエコツアーには 帰国中の在日モンゴル留学生会メンバー9名が参加してくれました。
080831
0809035_068_3

Photo_3  テムーレンです。
GNCの皆さんと一緒に8月31日~9月2日、スフバートル、ダルハン、アルタンブラグ、トジンナルスに行ってきました。なんというか 皆さんの仕事に感動しました。
私はトジンナルスを見るのが初めてでした。教科書でトジンナルスという大きな森林があると書いてあるから、そう考えていました。ところが 皆さんと一緒に行って、見たトジンナルスは思っていたトジンナルスと正反対でした。でも、GNCの皆さんは 一生懸命 アカマツを植えている姿を見て感動しました。モンゴル人より心配していました。みなさんからいろんなことを学びました。

9月4日に エコ教室で 3つの学校の生徒たちに 木の事や水の大切さを教えました。子供たちに教えるのは初めてでした。ちょっと緊張しました。でも できるだけたくさんの子供たちを参加させるようにしたほうがいいと思います。そのために 国立大学のエコロジーセンタでしたらどうですか?
ツォゴーさんの農場で食べた焼き肉がとてもおいしかったです。自分たちで作ったからかも?また 留学生たちで、木を植えたのが最高でした。雨が降っていたのにも関わらず、生徒たちは一生懸命木を植えていました。

9月5日 みなさんと一緒に 音楽舞踊学校 そして 108学校に行きました。108学校の昨年の写真を現在の状態と比べると全く違っていました、現在は 学校の前に森のように木が生えていました。

来年も GNCの皆さんと一緒に木を植えたいです。そのことが未来のモンゴルの子供たちを救うと思います。

Photo プージェー(バトナサン・プレブチュルーン)です。
セレンゲ県アルタンブラグ植林地へ見学した感想
期間:8/31-9/2

この夏の帰国期間を有効的に過ごそうと思い、日本でのモンゴル留学生会から行った夏のワークショップに参加しました。夏のワークショップの一部はGNCという民間公益団体が行う木を植える活動でした。この活動に参加できたことは、私にとって好い機会だったと思います。
前、国にいた時も、来日後の日本語学校にいた時も、私は木に関して何も関心がありませんでした。私は、今の住んでいる山口県の徳山市には今年の4月に来ました。住んでいる場所も、通っている学校も、木で囲まれているので木に関して関心を持つようになったのです。日本の全面積の60%は森であることやその多くを人の手で植えたことを聞いて驚きました。人口が多い国にとって、その木を植えている土地に建物を建てたり、お米を作ったりした方が有利ではないのかなと思っていました。しかし、あとから日本人は木や人間や自然はつながっていることに対して非常に認識が深く、そして木を愛し守っていることが分かりました。

そして私は、夏国に帰る間に、木や自然環境について子供たちに話してあげたいと考え、その思いが私をGNCのスタッフとして活動することに導いてくれました。
8月31日から9月2日の間、セレング県のアルタンブラぐ市の近くにある「トゥジーンナルス(松)」に行ったことは、私にとって良い勉強になり、多くのことが分かりました。以前トゥジーンナルスには木がいっぱい生えていましたが、人の間違った行為により、ほとんどの木がなくなっていました。そこで、まず土下の凍土を守ることは一番大事だということを、一緒に行ったツォゴーさんやトゥヴシォーさんたちに教えてもらいました。松は一年間に10センチしか伸びないのです。小さい木は家畜や動物に食べられる恐れがあるので、最初の4、5年間はよく注意を払わなければなりません。

モンゴルの砂漠化しつつある自然を守るために、毎年モンゴルにやってくるGNCの人々を見てとても尊重しました。自分の国の自然環境に関心を持たない人がいっぱいいる中、このように他国の自然を大切にしているGNCの人たちに感謝の気持ちでいっぱいです。
短い夏休みをお家でゆっくり過ごしたいと誰もが望むでしょう。しかし、GNCの人たちは毎年の夏休みにモンゴルへ向かい、植えた木を計ったり、世話をしたり、これからの活動や計画について話し合ったりしているのが凄いなと思いました。最後になりますが、GNCの皆さん、ありがとうございました。これからの皆さんのご活動に、私もできるだけ参加し、手伝っていきたいと思っています。よろしくお願いします。

Photo_2 ボルドバヤルです。
エコ教室に参加して 

今日の内容が とてもよかったです。特に、映画(アニメ 木を植えた男)を見て感動しました。外国人が私の国の環境を心配していたことを見て何もしていない自分のことを恥ずかしく思いました。

私は「水資源の大切さ」というテーマで発表しましたが、以前から水資源の大切さを知っていたわけではなく、ただ、この発表の準備のために情報を集めていた時、初めて水資源問題の深刻さを知りました。

生徒たちが、森の大切さを教わって、実際に木を植えるとき、水を真面目に運んできて 一生懸命にやっているのを見て、今日のエコ教室の成果を感じました。今日一日 とても楽しかったです。今後も GNCの活動に参加していきたいと思っています。

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年9月13日 (土)

2008年モンゴルエコツアー参加者の声(企業同行者)

080831ksg_3   
株式会社KSGインターナショナル 
後藤 春行さん

GNCエコツアーについて  2008年9月9日

この度のモンゴルエコツアー参加にあたっては、敢えて事前に情報を得ず、先入観を持たずに純粋に、モンゴルの人たちと触れあおうと考えました。
「GNCエコツアー」への参加により、エコに対する取り組み方や姿勢を改めて確認し、今後の活動に生かしたいとの思いから、純粋に視てみたいと考えたのです。
実際に、セレンゲ県の植林地を視察しましたが、森林火災の痕跡や暴風で根本からなぎ倒された木々を目にし、この自然の中で木を育てる難しさを垣間見たような気がします。今回、教えて頂いたのですが、モンゴルでは森林の割合が国土の10%(日本は60%)程度しかないと聞き、この地に植樹する意義を確信すると同時に、非常に危機的な状況であると感じました。
2007年と2008年に植樹した苗木を目にして、この木々が順調に育ってくれること願わざずにはおられませんでした。
ただ、木を植樹してそれで終わりではなく、5年後、或いは10年後と確実に育っていくように、見守っていくことこそ、とても重要なことだと思います。

企業で、「エコ」に取り組む会社も増えておりますが、木を植えた満足感だけではなく、先を見据えたビジョンを持つことが大事であると思います。
私どもKSGは、しっかりとしたビジョンを持ち、関わり方はどのような形であれ、継続性のある「エコ活動」にしていかなければならないと思いました。

この度、GNCジャパンの宮木代表と矢野さん、そしてGNCモンゴルのスッタフの皆さんと同行をさせて頂き、GNCの活動方針を身近に接し、より理解を深めました。
GNCのモンゴルでの①人づくり ②森づくり …という活動方針の中で、①の人づくりの一環である「エコ教室」で、多くの子供たちに森林の大切さを説いている活動は素晴らしいの一言に尽きます。
「エコ教室」に参加している子供たちが、これらを理解し、森林を大切にしながら、モンゴルを豊かな国へと導いてくれることを想像させられる瞬間であり、充実した内容でした。
この様なGNCの地道な活動は、確実に拡大し、定着していくであろうと確信しました。企業として、ただ単に植樹費用を提供しているのではなく、大切なのはGNCのモンゴルにおいての活動の象徴、「エコ教室」に代表される人づくりを、共に共有し、それを理解して支援していくことこそ大事なことであると考えます。

モンゴルで目にした参加者の前向きな気持ちは、充分に伝わってきます…その機運を逃さないためにも、今一番支援が必要な国であることも実感しました。
援助については、道路、建物等々…たくさんあると思いますが、国が発展する陰で環境が損なわれていくのは、これまでの歴史をみても言うまでもありません。環境問題は、今まさに地球全体の課題として突き付けられています。
これからという「モンゴル」に、環境面での支援を行うことは、とても大切なことであると思います。
日本が発展する陰にも、環境汚染などがありましたが、それらの教訓を生かせられるような支援策で、「モンゴルでは自然を育み、豊かになって欲しい…」というその思いで、お手伝いをすることこそ、関わっている者の使命ではないかと、その時実感しました。
私たち企業も一方通行ではなく、相互理解を深めて、更に努力していかなければならないと思います。

最後に、日本で学んでいる留学生の方々とふれあい、彼らの熱意を通して、モンゴルの「希望に満ちた未来」への可能性を肌で感じることができました。
それと、宮木代表と矢野さんの真剣な討議がある限り、GNCの活動の方向はぶれないと確信しております。

モンゴル滞在中は、色々とお世話になり、ありがとうございました。
今後とも、お付き合いをさせて頂きたいと思いますので、宜しくお願い致します。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年2月19日 (火)

2007年モンゴルエコツアー参加者の声

Ksg

      (株)KSGインターナショナル牟田祥一さん

《全体を通して感じたこと》

まずは、この度モンゴルエコツアーに参加させていただいて本当に有難うございました。

ツアーの中で、多くのことを学ばせて頂きました。

GNCとして、木を植えることを基軸として環境から教育分野にまで広がってきた地道な活動が、関わってきた全ての人々からこれほどまでに歓迎され、評価され、又今後に対する大きな期待感ももたれている事にとても感動いたしました。

もともと1996年にロシア地域一体に起こった大火災に対して、このままではいけないと純粋に立ち上がった宮木代表がGNCというNPO法人を立ち上げ、約10年の年月を掛けて地道に活動してきたことが評価されたと思います。

木を植えることを1つの基軸として、そこから発展した公園作り、又教育の分野にも力を入れることにより、未来を担う子供たちも木を植えていくことがいかに大事なことか実感しております。

この度GNC主催のエコツアーに参加させて頂き、木を植えるということから環境の事を真剣に考えていくことで国境を越えて未来に向かって共存していくことがいかに大事かを痛感することができました。

GNCの活動基軸がしっかりしていることは言うまでもありませんが、宮木代表や矢野さんの人柄が良い事も大きな発展につながっているのだと思います。

又そのお二人が縁となってまさしく『類は友を呼ぶ』という言葉がぴったりで、モンゴルGNCのスタッフも素晴らしい人柄の方ばかり、又協力してくれている森林の管理者や苗木の育成者、又教育関係者など今回触れ合った皆さま全員、心があらわれるような方ばかりで、本当に楽しい且つ有意義なツアーでした。

『木を植える』というキーワードから、国境を越えてみんなが手と手をとりあって地球環境の事を考えています。ひいてはこれが世界平和につながる第一歩であると実感いたしました。

我々の会社のグループの大願には

1、より多くの人のお役に立つ会社を築く。

2、経済を通じて誠実の和を広げ、世界の平和に貢献していく。

とあります。

現在行っている『電報1通ご利用いただくごとに1本の木を植えることができる』のは大きな社会的意義があると感じています。

これからもGNC様とは末長くお付き合いさせて頂きたく思っております。

これからももっともっと社会貢献できるように又たくさんの方に喜んで頂けるように頑張ってまいります。

この度は、本当にありがとうございました。

モンゴル国国立大学生物学部

森林研究科2

Ch.デレゲルジャルガルさん

Photo_2

モンゴル語版:

2007 onii 9-r sariin 11-ees 14-nii hoorond ta buhentei hiisen ayalald uneheer setgel hangaluun blaa. Oyutan bidnii huvid sonirholtoi bolovch mash ih ach tustai ajil bolson buguud tsaashid ene chigleleeree tuushtai ajillah huseltei tul ireh jil dahin hamtarch ajillana gedegt itgeltei bna..

Hundetgen yosolson:
MongolUlsiin Ih Surguuli Biologiin Fakulitet
Oi sudlaliin 2-r angiin oyutan Delgerjargal.Ch

日本語版:

2007年の911日から14日までのGNCツアーに参加出来たことを嬉しく思っていますまた、その内容についても大変満足しています。学生の私達にとっては面白くて、とても有意義なツアーとなりました。これからもずっと環境保全に携わって活きたいと思っています。来年も皆様と協力出来ることを楽しみにしています。

これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。

.

| | コメント (0) | トラックバック (0)