2010年12月18日 (土)

GNCミーティング、2010年忘年会

モンゴル国から来日中のGNCMongoliaのツォゴーさんとバットゾリグさんが参加し、GNCミーティングと2010年忘年会を行いました。

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朝10時、手作りの朝食をとりながらミーティング前の話し合い。

メンバーの中には、数年ぶりの再開となる人もいました。

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モンゴルからのお土産「サジ(チャツァルガン)の実」、モンゴルではジュースにして飲みます。

ビタミンCが豊富で、美容にもいいとか。

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13時30分ミーティングスタート、今年の事業報告と来年の事業計画の打ち合わせ。

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モデル農場事業報告中のツォゴーさん。

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ホワイトボードに図面を書き日光温室についての説明中のツォゴーさん。

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バットゾリグさんによる苗畑事業についての報告。バットゾリグさんの通訳は日本語が上手なツォゴーさん。

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18時からは2010年忘年会、モンゴル人留学生達も参加しました。

楽しいひとときを過ごすことが出来ました、来年も良い年になりそうです。

GNC Japan ネットワーク部 

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2010年12月11日 (土)

GNCMongoliaのツォゴーさんとバットゾリグさん来日  

GNCMongoliaのツォゴーさんとバットゾリグさんが12月10日にモンゴル国から来日しました、12月11日は上野の国立科学博物館の見学に行ってきました。 

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国立科学博物館前。

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写真左側がツォゴーさん(モデル農場担当)、右側がバットゾリグさん(苗畑管理担当)。

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モンゴル語で説明している様子。

館内の企画展「あしたのごはんのために-田んぼから見える遺伝的多様性-」を見学。  明治初期には日本の稲は4000種類ありましたが、今では効率性や人々の好みで88品種までに減少。 ひとつの品種に頼りすぎると全滅する恐れがあり、多種多様性が必要ということでした。

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企画展では食材を輸入することで食材の生産に必要な水も一緒に輸入していることがしめされていました。牛丼1杯に水が1000リットル使用され(主に牛の飼育などで)、輸送には石油も使用されています。 

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「科学と技術の歩み」見学。

二人がとても興味のあるところだったらしく、たくさん写真をとってました。

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「たいけん広場-身近な科学-」で体験中。

子供に混じって遊びました。二人とも大はしゃぎ。

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屋上のハーブガーデン見学。

まるでミニチュアの公園のようでした。

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屋上のパラソル広場にて休憩中。

合間に、モンゴルの農場での出来事や経験してきた貴重な話を聞けました。

明日はミーティングがあります。今回ツォゴーさんとバットゾリグさんも参加し、これまでの報告と今後のGNCの活動について話し合います。

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2010年7月29日 (木)

君津環境整備センター見学

GNC Japanでは2010年7月24日に君津環境整備センターへの見学を実施いたしましたのでご報告します。
【君津環境整備センター見学の目的】
管理型産業廃棄物最終処分場である君津環境整備センターを見学し、生活上で発生する産業廃棄物を周辺環境を守りつつ、どのように最終処理を行うかを見学して、モンゴルでのエコ授業で報告する。
【君津環境整備センターの場所について】
君津環境整備センターは、千葉県南部、房総丘陵のほぼまん中にあります。
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【君津環境整備センターについて】
首都圏の産業廃棄物を埋め立てています、埋め立てた廃棄物から発生する浸出水の土壌への浸水を防ぎ、浸出水処理施設によりきれいな水に再生後に河川に放流しています。(第一期:埋立面積53000㎡、埋立容量107万㎡)
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君津環境整備センター入り口
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センターの紹介映像の放送中
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センターでの廃棄物処理の安全対策と設備についての説明、
遮水シートが、廃棄物から発生する浸出水を漏らさない構造に
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廃棄物から発生する浸出水、最新技術の自己修復シートで実演
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自己修復シートに穴を開ける
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水が漏れる
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ほんの数秒で穴が塞がる
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塞がった穴
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遮水シートの説明、遮水シートは二重化にしており安全性を更にを高める
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【8層に及ぶ遮水構造】
1.短繊維不織布(10mm) 2.遮水シート(1.5mm)3.短繊維不織布(10mm)4.漏水検知システム824個(824本)精度1M単位5.遮水シート(1.5mm)6.自己修復シート(4mm)7.短繊維不織布(10mm)8.基礎地盤遮水層
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処分場は20年に一度起きるか起きないかの降雨強度を想定して敷設、調整池は50年に一度起きるか起きないかの降雨強度を想定して造っているそうです
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遮水シート
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浸出水処理施設、設備の二重化等を図り安全性を高めています
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処理水槽内
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処理水槽内部
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浸出水から処理水への過程を見学
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左が処理水、右が原水
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処理水でめだかが飼育され、処理水の安全性強調している
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ダンプに付着した廃棄物の洗浄中、処分場外へ廃棄物が出ないよう対策
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案内をしてくれた職員の方と
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チラシをいただきました、千葉県内の不法投棄834地点では未撤去のまま、処理費用には1500億円。
浸出水による土壌汚染が心配されます。
最後に、感想です。
最終処分場が本当に安全なのか?と問われると、簡単に「そうだ」とは言えないでしょう。けれども、一度見学に行くのは面白いと思います。メディアによる、「近くに出来て欲しくない」「将来的に本当に安全とは言えない」という言い分を植えつけられすぎているように感じます。
「すぐ近くに住んでいないから、近所に住んでいる人の気持ちが分からない」と言われればそれまでです。しかし地元の方は、「自分たちが出したゴミを自分たちの地域で処理しするんならいいよ。けど、あっちこっちから持ってきて全部ここに捨ててくのはね…」とも言っていました。
知ったかぶりをするのではなく、私達自身が直接眼で見て、話を聞いて、「知ろうとする」ことは大事なのではないでしょうか?

以上、君津環境整備センター見学の報告でした。

GNC Japan ネットワーク部

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2010年6月16日 (水)

三宅島スタディツアー2010参加留学生の感想文

GNC Japanでは2010年5月29日から5月31日まで三宅島スタディツアーを実施致しました。参加された在日モンゴル留学生の感想文をご紹介します。
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【ドゥルグーン アマガランさん  現 在日モンゴル留学生会 会長
東京大学】
三宅島スタディーツアーはとても有意義な2日間でした。色々なことが私にとって初めての経験でした。私は初めて日本の小さい島に行きましたが、三宅島の光景、自然の美しさ、そして何より人と自然の共存に感動しました。私の母国モンゴルには火山の噴火はありません。三宅島に初めて火山の被害、広域に渡る溶岩を見て驚きました。三宅島の住民は何回もの噴火を経験しながらその被害を乗り越えて暮らしていることは本当に立派なことだと思います。自然は生命力の強さを発揮するが、時には非常に敏感です。自然からたくさんもらっている私たちは自然と共存するためにサポートしなくてはなりません。今回の植林活動で少しでも貢献できたと思います。何よりも、この活動を通して環境問題に触れることで、環境保護の大切さ、その方法について学んだことです。これからより多くの人々に広げて行ければと思います。
貴重な経験を与えて下さったGNC の皆さん、並びに三宅島の方々に感謝の気持ちをささげたいと思います。
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【ボルドマー ジャルガルサイハンさん
元 在日モンゴル留学生会 会長
東京大学法学部4年】
「金色に輝く砂浜」
海のないモンゴルから来たこの私はなぜかこのようにしか思い浮かべることができない。
誰が、いつ、どのようにその金色の砂浜と海を見せたのかはわからない。しかしそのように教わっていなかったら、おそらく三宅島の砂の色が普通だと思っていただろう。
5 年前、浅間山に出かけたことがある。噴火の規模や失命者の数では三宅島のそれ以上に凄まじく、恐ろしく衝撃的だったのを今思い出す。しかし、この5 年間一度もその恐怖を思い出し、語ることもなくすっかり忘れていたのである。人間は所詮こんなものなのだろうか。
「三宅島に木を植える」
高校を卒業する際の記念植樹のノリで行ってしまった。空の青い色以外すべて灰色な光景を目の前にしてとんでもない勘違いをしていたことに気づく。溶岩と泥流に埋もれた阿古小学校や椎取神社の遺跡から一枚、二枚と葉っぱを覗かす植物、枯れているが一生懸命そして堂々と立つ木々を見て、自分が植えようとする一本の苗木がこの島、この命らにとってどれだけ大きな意味をもつかを痛感した。
「山羊肉は温かいうちに」
このようなことわざがモンゴルにある。三宅島で感じたこと、教わったことは都会の生活に戻ればいずれかは忘れ去られるに間違いない。だからこそ、「なんとかしてこの島を復活させたい」、「2800 人の人口を噴火前の6000 人に戻したい」という気持ちが燃え上がるうちにたくさんの人に伝え、行動に移したいと思う。
最後に、このような機会を与えてくださったGNC の皆様、三宅島の皆様、そして行動を共にしてくださった学生たちにも感謝の気持ちを捧げたい。
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【ゾルザヤ ガンボルドさん
千葉大学大学院・人文社会科学研究科】
GNC の三宅島スタディツアーに参加させていただき、どうも有り難うございます。 守屋さんの貴重なお話を聞き、三宅島の皆さんの気持ちと経験してきたことを理解しました。  山下さんの島内観光案内を通じて、自然の破壊力のすごさを目で見て、感じることができました。 鎌田さんと市民たちと一緒に植林をして非常によい体験ができました。大きく育つことを願っています。 そして、何よりも手作りの溶岩鉢が、三宅島の思い出を浮かび上げる一品になっています。 また機会があれば、植えたヤブツバキ、ヒサカキ、オオバイボタの育ちぶりを見に行きたいです。
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【デルゲレナラン バヤルさん
一橋大学】
このスタディー・ツアーに参加する前に私は噴火した火山を見たことがありませんでした。
テレビ番組で見たが、実際に、三宅島へ行って、火山の被害を見たら、景色が圧倒的だった。島を見学して、島の人々の話をききながら、彼らの逞しさを感じました。いくら島の生活が危険であっても、村の人々は故郷を慕って暮らしていると思います。島の森林を回復するために、木を植える。しかし、火山から毎日多量の酸素が空中に出て、植物が生えないようにしています。毎年改善しているみたいで、山のそこで木を植えました。
この二日間のスタディー・ツアーがとても楽しかった。泊まっていた旅館からの海の景色がすばらしかった。釣ったばかりの魚の刺身が美味しかった。できれば来年も後輩たちに薦めたいのです。

以上、三宅島スタディツアー2010参加留学生の感想文でした。

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2010年6月 6日 (日)

三宅島スタディツアー2010報告

GNC Japanでは2010年5月29日から5月31日まで三宅島スタディツアーを実施いたしましたのでご報告します。
【三宅島スタディツアーの目的】
三宅島でのスタディツアーを通して、三宅島と現実の環境問題をよく広める事と緑化を進める上で、島民のみなさんと三宅島の全体的な復興に共に知恵を絞っていくことを目的としております。
モンゴルへ支援していた経験から、留学生参加して三宅島を通して現実にある
環境問題に触れ、世界の環境保全へと広げて欲しいです。
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2010年2月11日~13日 三宅島スタディツアー現地下見、打ち合わせの様子
【三宅島について】
三宅島は東京都浜松町にある竹芝桟橋より船で約6時間180kmの場所にあります、 
周囲は約38Km、面積55.5Km、 島の大きさは東京都足立区ほどです。 
暖流の黒潮の影響で冬は暖かく夏は涼しい気候です。 
ダイビング・バードウォッチング・釣りなど、楽しめます。 
三宅島では日本の野鳥の約44%、240種類が記録されています。 
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【三宅島の現状】
三宅島では、2000年(平成12年)に、2500年ぶりと言われる大噴火が発生しました。
鳥の楽園と呼ばれていた緑豊かな島は、有毒の火山ガスと酸性雨により、
森林の約60%にあたるおよそ2,500 ヘクタールが被害を受け、
現在でも酸性が強い土地では植物さえも育たない状況です。
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【三宅島スタディツアー2010 第1日目 2010年5月29日】
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出発前の集合写真、総勢12人
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東海汽船さるびあ丸に乗船
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在日モンゴル留学生6人左から、デルゲレナラン バヤルさん、エンフゾル バザルサドさん、ゾルザヤ ガンボルドさん、元在日モンゴル留学生会会長のボルドマー ジャルガルサイハンさん、在日モンゴル留学生会会長ドゥルグーンさん、プレブドルジ オチルバトさん。
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板橋モンゴル孤児支援の会代表 吉田さんによる手料理の差し入れ、
とても美味しいです
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5月30日00:00 在日モンゴル留学生会会長ドゥルグーンさんの誕生日お祝い会
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誕生日ケーキのカット、お誕生日おめでとうございました
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【三宅島スタディツアー2010 第2日目 2010年5月30日】
朝5時、三宅島到着
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民宿 遊に到着
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7:30朝食
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左:三宅島森林組合の守屋様、 真ん中:三宅村産業振興課課長の山下様、右:三宅村産業振興課農林水産係の鎌田様が到着
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風雨のため植林は明日に延期、本日は島内観光、三宅村産業振興課課長の山下様が御案内してくれます
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1983年噴火の被災説明、旧阿古小学校にて
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2008年5月完成の溶岩遊歩道
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旧阿古小学校
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幻の池 新澪池
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1983年噴火によるマグマ水蒸気爆発により池は消失しました、
噴火の様子を説明
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新澪池跡
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アカコッコ館内の森林、噴火の被害が少ない地域
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アカコッコ館、アカコッコは絶滅品種の三宅島の鳥の名前
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アカコッコ館で説明を受ける
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2000年噴火の模様を撮影したDVD上映、説明を受ける
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アカコッコ館での記念撮影
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三宅島の木 椎(スダジィ)
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大路池での記念撮影
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お昼ごはんの海苔弁、海苔がとってもおいしいです
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苦い味がたまらない竹の子と甘いお芋の差し入れをいただきました
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溶岩鉢の作成体験、作り方の説明を受ける、溶岩鉢は産業廃棄物扱いですから
持ち帰ることが出来ます、三宅島は富士箱根伊豆国立公園ですから溶岩は
持ち帰ることが出来ません
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溶岩鉢の作成中
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みんなの溶岩鉢 完成しました
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1962年8月(昭和37年)の噴火で出来た三七山
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三七山からの景色
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椎取神社、噴火により鳥居が埋没
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御祭神社、東光山満願寺
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巨大な木
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巨大な木の根はまるで洞窟のようです
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伊豆岬灯台
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伊豆岬灯台からの景色
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三宅島郷土資料館、三宅島の模型
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18:30夕食勉強会
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三宅島森林組合の守屋様、 三宅村産業振興課農林水産係の鎌田様が到着
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三宅島森林組合の守屋様のお話し
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留学生も環境問題について興味があり勉強会は貴重な体験となりました
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【三宅島スタディツアー2010 第3日目 2010年5月31日】7:30朝食
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民宿 遊の主人も加わり記念撮影
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村営バスで植林地の雄山へ
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2000年噴火により立ち枯れした木々
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土石流の跡
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三宅島森林組合の守屋様から木々の説明を受ける
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土石流 砂防ダム
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植林する苗、ヤブツバキ、ヒサカキ、オオバイボタ、合計120本
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三宅島森林組合の守屋様から作業手順についての説明
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初めての植林
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植林の様子
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森林組合の方々から教わりながらの植林
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鍬で掘り苗を植えます
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かなり速いペースで植林は進みました
10052931gnc_550_3 植林した苗
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三宅村村長 平野様が到着
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三宅村村長 平野さんのお話し
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三宅島 雄山 120本植林達成、記念撮影

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三宅島森林組合の方々と撮影

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伊豆七島展望台、見渡し良く快晴

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日本におけるモンゴル最大のお祭りハワリンバヤル2010スタッフTシャツ

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透き通る海。

昼食時間、出航時間まで自由行動

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錆が浜

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三宅島森林組合の守屋様、三宅村産業振興課農林水産係の鎌田様が船着場に到着

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東海汽船さるびあ丸が到着

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もうすぐ出港、お別れに紙テープを投げます

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民宿 遊の主人も来てくれました

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もうすぐ三宅島ともお別れです

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出港

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島に滞在した2日間はあっという間でした

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以上、三宅島スタディツアー2010報告でした

GNC Japan ネットワーク部 

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2010年5月 6日 (木)

ハワリンバヤル(2010年5月2日~3日)

今年のハワリンバヤルも、大勢の方がご来場してくださいました。

お天気が快晴で、春というより夏バヤルでした。

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モンゴルカレッジにあわせて展示写真を「人との出会い編」に、チラシも一新しました。

そしてなにより、今年のハワリンバヤルでは、例年以上に多くの久しぶりの対面がありました。GNCの信条である 人とのつながりを大事にしてきた結果だな と思います。

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モンゴルカレッジ(53日)

「本当に役立つ国際協力ってなんだろう?」

というコンセプトで、人との出会いから広がっていく、モンゴルでのGNCの活動を紹介しました。

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2日目の初回だったにもかかわらず、多くの方が聴講してくださいました。

モンゴルカレッジの後、GNCに興味を持ち、ブースに来てくださった方もいらっしゃいました。こうして活動が広がっていくのですね。

ハプニングは多少なりともありましたが、おかげ様で大盛況のうちに無事終了しました。ハワリンバヤル、そしてGNCブースに来てくださった皆さん、ありがとうございました。

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2010年4月30日 (金)

本当に役立つ国際協力って何だろう?

今年も 5月2日(日)12:00~、3日(月)10:00~在日モンゴル留学生会主催のモンゴルの春祭り「ハワリンバヤル2010」が練馬の光が丘公園(都営地下鉄大江戸線 光が丘駅下車徒歩5分)で開催されます。GNC Japanも活動紹介ブースを出展します。また今年は 毎年恒例の モンゴルカレッジで、3日11:20より宮木代表がテーマ「本当に役立つ国際協力って何だろう」(レジュメ→「100503gnc.pdf」をダウンロード )について講演いたします。レンツェンドー・ジグジッド駐日モンゴル国特命全権大使ほか モンゴル国で様々な研究をされている講師の方々の講演もございますのでお時間のある方は是非、いらしてください。お待ちしております。詳細は

モンゴルカレッジ2010 講演会プログラム
http://www.harumatsuri.net/2010/index.php?page=calendar&e_id=72

をご覧ください。 

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2010年2月28日 (日)

2010年 ツァガーン・サル~モンゴルの旧正月

2月27日、今年も 在日モンゴル留学生会主催のツァガーン・サル(モンゴルの旧正月)に出かけてきました。2007年から始まり 今年で4回目を迎えます。いつの間にか 私にとって年始に このツァガーン・サルを みなさんとともに祝うことがとても楽しみになってきました。

日本語でツァガーンは(白い)、サルは(月)という意味でツァガーン・サルは「聖なる白い月」。7月11日の革命記念日を祝う祭りナーダムと並ぶ大イベントです。日付は旧暦を用いるので毎年変わるようです。今年は2月14日、モンゴルでは新年を迎えました。

Rimg0360mRimg0359m お正月独特のへヴィン・ボーブ(写真左)が飾られ、何百個もの留学生手作 りのボーズやホショール(写真右)が準備されました。とても美味しかった!

新年のあいさつはハタグ(青い布)を持って 「アマルバイノー? サイハンシネルジュバイノー?」 (お元気ですか。良い新年を迎えましたか)」と言いながらで、年下の者が年上の両腕を下から軽く添えるように支え、お互いの頬を近づけます。

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今年は 多くの留学生が民族衣装のデールを着ていて、一層雰囲気を盛り上げていました。会場中のモンゴル人 日本人が お互いに アマルバイノー? サイハンシネルジュバイノー?と言いながらで、あいさつを交わしました。


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駐日モンゴル国特命全権大使 レンツェンド・ジグジッド氏あいさつ

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2010年留学生会会長 ドゥルグーンさんのあいさつ

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デナさんによる留学生会の年間活動紹介

マリンホール演奏や美しい歌声 飛び入りの日本の舞、フォークダンス 勝ちぬきクイズなど皆で 楽しいひと時を過ごしました。

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GNCにとって懐かしいみなさんと再会できるのも楽しみの一つになっています。

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2004年、GNCが初めてトジンナルスにアカマツを植林した当時の仲間のボジさん

Derumesan 
2006年代表のデルメさん 力作の修士論文を見せてくれました。

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2008年 農場でのGNCエコ教室でお話ししてくれたテムレンさん

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2008年会長ボルドマさん(中)と2007年代表トガさん(右)

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民族衣装デール姿が凛々しいですねー2009年会長ゲレルトさん

こうして歴代の代表のみなさんが 顔を合わせる機会をどんどん作っていくことは とてもよいことだと思います。未来の可能性へ きっとつながるはずでしょう。

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今年も ハワリンバヤル2010に向かって 力を合わせていきましょう!

リポート GNC Japan 矢野明子

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2010年2月19日 (金)

”ハワリンバヤル2010”写真コンテスト 写真募集のお知らせ

ハワリンバヤル2010-モンゴルの春祭り

  「青空の国に20年吹いた風、そしてこれから」

をテーマに、

日時:2010年5月2日、3日
会場「東京都練馬区光が丘公園けやき広場

にて開催されます。

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写真は 昨年ハワリンバヤル2009

ハワリンバヤル」は、日本に留学しているモンゴル人留学生たちが主体となって、日本の皆様にモンゴルの伝統や文化・歴史などあらゆる分野で母国を紹介し、楽しんでいただく、日本における最大級のモンゴルのお祭りです。


今年12年目を迎えるハワリンバヤルの一つのイベントとして写真コンテストを行っています。

今度の写真コンテスト・展示のテーマは「青空の国に20年吹いた風はモンゴルに何をもたらしたか?」です。

この企画では、あなたにとって民主化以降の20年間でモンゴルがどう変わったのか、その光と影を捉えた写真を募集します。この写真コンテストには政治・経済をはじめ、文化、環境など、どの面からみてとられた写真でも応募できます。

応募していただいた写真の中から30枚の優秀作品を選び、ハワリンバヤル当日に展示いたします。また、優秀作品の中から選ばれた3枚の最優秀作品はパンフレットに掲載いたします。また、副賞として在日モンゴル大使館からプレゼントと力士の手形を差し上げます。日本人、モンゴル人国籍関係ありません。

応募方法:

基本的にはデータでの募集となります。Eメールに写真データを添付して応募してください。

なお、写真には

   1. タイトル
   2. 写真を撮った場所
   3. 写真を撮った日付
   4. 簡単な説明
   5. 応募者のお名前、連絡先
   6. 尚、お一人につき1-3枚の写真に制限します

を添えてお送り下さい。

写真の条件:
1600x1200 ピクセル以上
ファイルのフォーマット:JPEGのフォーマットで送って下さい。
ファイルサイズ:1MB-3MB

送り先:pic.harumatsuri2010@gmail.com
データではなく、プリントした写真しかない場合は、上のメールアドレスまでご連絡ください。
締切り:2010年3月31日(木)

禁止事項:
公序良俗に反する写真
※お送りいただいたデータは「ハワリンバヤル2010 写真コンテスト」における展示にのみ使用し、その他の目的には一切使用いたしません。

在日モンゴル留学生会ハワリーン・バヤル2010実行委員会

ハワリンバヤル2010についての詳細はhttp://www.harumatsuri.net/2010/ をご覧ください。

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2010年2月16日 (火)

三宅島スタディー下見ツアー報告 2010年2月11日~13日

期間 : 2010年2月11日(木)~13日 (土)
【GNC三宅島スタディー下見ツアーの目的】
①GNCスタディーツアーの打ち合わせ
・モンゴル国留学生達に三宅島で行われている緑化活動を知ってもらい、モンゴル国・日本国での緑化を担ってほしい。
②三宅島の島民や緑化に携わっている人達との交流。
③三宅島の噴火の歴史、2000年大噴火の被災状況を知る。
④植林候補地の視察。

【三宅島の場所について】
東京都港区の竹芝桟橋より船で6~7時間程180Kmの場所にあります、 周囲は約38Km、面積55.5Km、だいたい東京都足立区ほどの大きさです。

人口は約3000人、暖流の黒潮の影響で 冬は暖かく夏は涼しい気候です。 ダイビング・バードウォッチング・釣りなど楽しめます。

【三宅島の現状】
2500年ぶりと言われる大噴火が2000年(平成12年)に発生して、鳥の楽園と呼ばれていた緑豊かな島は有毒の火山ガスと酸性雨でほとんどの緑を失ってしまいました、島内の45%は未だに立ち入り禁止(2007年時点)。

・三宅島の写真

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左側が2000年 噴火前、 右側が2004年 噴火後。

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2月11日(木)22:20 三宅島スタディー下見ツアー出発。
GNCスタッフ4名と板橋モンゴル孤児支援の会代表も参加で合計5名。

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東海汽船の大型客船さるびあ丸。

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船内 2等和室内。

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客船のデッキ、出発当日は雨で風も強く三宅港は入港出来ない可能性がありました。

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今回の旅行を案内してくださる旅職人の遠藤さんを誘い懇親会。

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2月12日(金)早朝 海は荒れていて船は三宅島の港に入る事が出来ず、八丈島へ。

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八丈島の港に押し寄せる波、八丈島も入港できませんでした。

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このまま竹芝桟橋まで帰るのかと悔しい思いでしたが
波が穏やかになり三宅島に無事着きました、380Kmの船旅でした。

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2月12日(金)午後2:00頃 三宅島に到着。

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三宅島の民宿 かまかわ。

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民宿かまかわの女将の鎌川さん、とても料理上手。

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GNCメンバーと鎌川さん。

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三宅島郷土資料館 見学。

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館内をとても親切に案内していただけました。

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館内には三宅島の模型がありました。

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郷土資料館前にある三宅村仮役場(元の役場は現在居住禁止区域のため)

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三宅村役場 鎌田さんとのGNCスタディツアーについての打ち合わせ。

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三宅村森林組合事務長 守屋さんの案内による雄山周辺の案内。

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2000年大噴火による森林への被害。

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土石流の跡。

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企業やボランティア団体による緑化活動、植林。

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三宅村森林組合事務長 守屋さんのお話し
現場から見える事の重要性にGNCスタッフ達は耳を傾ける。

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民宿で美味しい夕食の後はミーティング、今後の三宅島スタディツアー計画について。

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2月13日(土)朝 富賀神社見学。

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神秘の湖と呼ばれる新澪。

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新澪跡、1983年のマグマ水蒸気爆発により消失した。

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巨樹迷子椎の前での写真撮影。 

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島最大の大路池、三宅島では井戸と大路池が飲み水。

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三宅島野鳥公園 アカコッコ館、アカコッコは2000年大噴火により数が少なくなり絶滅が心配されている。

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アカコッコ館内にて、三宅島の自然・野鳥の説明を聞く。

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2000年三宅島大噴火の様子をTVで上映。

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2月に関わらず野鳥が観察できる。

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アカコッコ発見、望遠鏡で撮影したのでぼやけていますが。

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苗木畑に来ました。

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植林する為の苗を育てています。

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2000年大噴火により泥流に飲み込まれた椎取神社。

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1983年噴火の溶岩流によって被害を受けた阿古温泉郷。

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溶岩石が今も残る、旧阿古小学校。

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溶岩流に流された車、 写真左側がエンジン部分。

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伊豆岬灯台にて撮影。 灯台周囲の海は潮流が早く危険。

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帰りの船がやってきました。

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港には森林組合事務長の守屋さんが来てくれました。

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守屋さんのとても貴重なお話しが聞けました。

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港では地元の方々による獅子舞の披露。

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三宅島出航、 2月11日~13日の三宅島スタディー下見の旅は終わりました。
充実した3日間でした、三宅島役場・森林組合・旅職人・民宿かまかわの方々に
協力していただき今後の三宅島スタディーツアーにつながります。

GNC Japan ネットワーク部

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