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2010年7月29日 (木)

君津環境整備センター見学

GNC Japanでは2010年7月24日に君津環境整備センターへの見学を実施いたしましたのでご報告します。
【君津環境整備センター見学の目的】
管理型産業廃棄物最終処分場である君津環境整備センターを見学し、生活上で発生する産業廃棄物を周辺環境を守りつつ、どのように最終処理を行うかを見学して、モンゴルでのエコ授業で報告する。
【君津環境整備センターの場所について】
君津環境整備センターは、千葉県南部、房総丘陵のほぼまん中にあります。
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【君津環境整備センターについて】
首都圏の産業廃棄物を埋め立てています、埋め立てた廃棄物から発生する浸出水の土壌への浸水を防ぎ、浸出水処理施設によりきれいな水に再生後に河川に放流しています。(第一期:埋立面積53000㎡、埋立容量107万㎡)
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君津環境整備センター入り口
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センターの紹介映像の放送中
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センターでの廃棄物処理の安全対策と設備についての説明、
遮水シートが、廃棄物から発生する浸出水を漏らさない構造に
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廃棄物から発生する浸出水、最新技術の自己修復シートで実演
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自己修復シートに穴を開ける
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水が漏れる
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ほんの数秒で穴が塞がる
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塞がった穴
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遮水シートの説明、遮水シートは二重化にしており安全性を更にを高める
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【8層に及ぶ遮水構造】
1.短繊維不織布(10mm) 2.遮水シート(1.5mm)3.短繊維不織布(10mm)4.漏水検知システム824個(824本)精度1M単位5.遮水シート(1.5mm)6.自己修復シート(4mm)7.短繊維不織布(10mm)8.基礎地盤遮水層
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処分場は20年に一度起きるか起きないかの降雨強度を想定して敷設、調整池は50年に一度起きるか起きないかの降雨強度を想定して造っているそうです
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遮水シート
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浸出水処理施設、設備の二重化等を図り安全性を高めています
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処理水槽内
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処理水槽内部
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浸出水から処理水への過程を見学
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左が処理水、右が原水
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処理水でめだかが飼育され、処理水の安全性強調している
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ダンプに付着した廃棄物の洗浄中、処分場外へ廃棄物が出ないよう対策
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案内をしてくれた職員の方と
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チラシをいただきました、千葉県内の不法投棄834地点では未撤去のまま、処理費用には1500億円。
浸出水による土壌汚染が心配されます。
最後に、感想です。
最終処分場が本当に安全なのか?と問われると、簡単に「そうだ」とは言えないでしょう。けれども、一度見学に行くのは面白いと思います。メディアによる、「近くに出来て欲しくない」「将来的に本当に安全とは言えない」という言い分を植えつけられすぎているように感じます。
「すぐ近くに住んでいないから、近所に住んでいる人の気持ちが分からない」と言われればそれまでです。しかし地元の方は、「自分たちが出したゴミを自分たちの地域で処理しするんならいいよ。けど、あっちこっちから持ってきて全部ここに捨ててくのはね…」とも言っていました。
知ったかぶりをするのではなく、私達自身が直接眼で見て、話を聞いて、「知ろうとする」ことは大事なのではないでしょうか?

以上、君津環境整備センター見学の報告でした。

GNC Japan ネットワーク部

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