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2010年2月16日 (火)

三宅島スタディー下見ツアー報告 2010年2月11日~13日

期間 : 2010年2月11日(木)~13日 (土)
【GNC三宅島スタディー下見ツアーの目的】
①GNCスタディーツアーの打ち合わせ
・モンゴル国留学生達に三宅島で行われている緑化活動を知ってもらい、モンゴル国・日本国での緑化を担ってほしい。
②三宅島の島民や緑化に携わっている人達との交流。
③三宅島の噴火の歴史、2000年大噴火の被災状況を知る。
④植林候補地の視察。

【三宅島の場所について】
東京都港区の竹芝桟橋より船で6~7時間程180Kmの場所にあります、 周囲は約38Km、面積55.5Km、だいたい東京都足立区ほどの大きさです。

人口は約3000人、暖流の黒潮の影響で 冬は暖かく夏は涼しい気候です。 ダイビング・バードウォッチング・釣りなど楽しめます。

【三宅島の現状】
2500年ぶりと言われる大噴火が2000年(平成12年)に発生して、鳥の楽園と呼ばれていた緑豊かな島は有毒の火山ガスと酸性雨でほとんどの緑を失ってしまいました、島内の45%は未だに立ち入り禁止(2007年時点)。

・三宅島の写真

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左側が2000年 噴火前、 右側が2004年 噴火後。

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2月11日(木)22:20 三宅島スタディー下見ツアー出発。
GNCスタッフ4名と板橋モンゴル孤児支援の会代表も参加で合計5名。

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東海汽船の大型客船さるびあ丸。

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船内 2等和室内。

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客船のデッキ、出発当日は雨で風も強く三宅港は入港出来ない可能性がありました。

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今回の旅行を案内してくださる旅職人の遠藤さんを誘い懇親会。

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2月12日(金)早朝 海は荒れていて船は三宅島の港に入る事が出来ず、八丈島へ。

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八丈島の港に押し寄せる波、八丈島も入港できませんでした。

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このまま竹芝桟橋まで帰るのかと悔しい思いでしたが
波が穏やかになり三宅島に無事着きました、380Kmの船旅でした。

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2月12日(金)午後2:00頃 三宅島に到着。

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三宅島の民宿 かまかわ。

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民宿かまかわの女将の鎌川さん、とても料理上手。

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GNCメンバーと鎌川さん。

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三宅島郷土資料館 見学。

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館内をとても親切に案内していただけました。

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館内には三宅島の模型がありました。

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郷土資料館前にある三宅村仮役場(元の役場は現在居住禁止区域のため)

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三宅村役場 鎌田さんとのGNCスタディツアーについての打ち合わせ。

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三宅村森林組合事務長 守屋さんの案内による雄山周辺の案内。

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2000年大噴火による森林への被害。

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土石流の跡。

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企業やボランティア団体による緑化活動、植林。

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三宅村森林組合事務長 守屋さんのお話し
現場から見える事の重要性にGNCスタッフ達は耳を傾ける。

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民宿で美味しい夕食の後はミーティング、今後の三宅島スタディツアー計画について。

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2月13日(土)朝 富賀神社見学。

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神秘の湖と呼ばれる新澪。

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新澪跡、1983年のマグマ水蒸気爆発により消失した。

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巨樹迷子椎の前での写真撮影。 

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島最大の大路池、三宅島では井戸と大路池が飲み水。

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三宅島野鳥公園 アカコッコ館、アカコッコは2000年大噴火により数が少なくなり絶滅が心配されている。

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アカコッコ館内にて、三宅島の自然・野鳥の説明を聞く。

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2000年三宅島大噴火の様子をTVで上映。

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2月に関わらず野鳥が観察できる。

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アカコッコ発見、望遠鏡で撮影したのでぼやけていますが。

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苗木畑に来ました。

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植林する為の苗を育てています。

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2000年大噴火により泥流に飲み込まれた椎取神社。

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1983年噴火の溶岩流によって被害を受けた阿古温泉郷。

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溶岩石が今も残る、旧阿古小学校。

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溶岩流に流された車、 写真左側がエンジン部分。

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伊豆岬灯台にて撮影。 灯台周囲の海は潮流が早く危険。

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帰りの船がやってきました。

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港には森林組合事務長の守屋さんが来てくれました。

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守屋さんのとても貴重なお話しが聞けました。

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港では地元の方々による獅子舞の披露。

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三宅島出航、 2月11日~13日の三宅島スタディー下見の旅は終わりました。
充実した3日間でした、三宅島役場・森林組合・旅職人・民宿かまかわの方々に
協力していただき今後の三宅島スタディーツアーにつながります。

GNC Japan ネットワーク部

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