2011年7月31日 (日)

フレデリック・バック展に行ってきました!

7月から始まった東京都現代美術館の企画展、フレデレリック・バック展に行ってきました!

フレデリック・バック展 公式サイト

http://www.ntv.co.jp/fredericback/

彼の代表作『木を植えた男』とGNCとは、10年もの付き合いがあります。

GNCは、世代に夢と情熱を持って何かを取り組むことの大きな可能性を伝えていきたいと考え、この『木を植えた男』を紙芝居という形で伝え始めました。その後、「『木を植えた男』をモンゴルでもっと多くの人に見て欲しい」と願うモンゴルの仲間自らの手で、2005年秋、遂にモンゴル語吹き替え版のアニメ『木を植えた男』が誕生しました。(翻訳するにあたり、出版社に問い合わせたところ、著作権は放棄されているとのことでした。)

GNC HP『木を植えた男』とGNC

http://www.kyouzon-gnc.com/aboutGNC/kiwouetaotoko_GNC.html

現在も、毎年夏に行くモンゴルツアーでは、モンゴル国内の小中学校を回り、モンゴル語吹き替え版のアニメ『木を植えた男』を上映しています。

世界の自然保護活動の火付け役になったというこの『木を植えた男』だけではなく、彼が製作したアニメーションには、自然との共存へのメッセージが込められているそうです。

これら40代半ばから始めたというアニメーション制作も然ることながら、それ以前の作品もすごく素敵なものでした。

それは、日常の一コマ、未来へ向かう現在、過ぎ行く一瞬、そして、いつの時代でも覗くことのできる、永遠の今。。。

一言で言い表すのは難しいですね。

10月2日(日)までですので、是非皆さんも行かれてはいかがでしょうか??

A

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2010年3月28日 (日)

勇気を持って一歩踏み出すことの大切さ

GNC Japanは 縁あって 2001年から在日モンゴル留学生会のみなさんが主催する”ハワリンバヤル”(春 まつり 今年は5月2日、3日に練馬の光が丘公園で開催されます)のサポートをしています。

今年ハワリンバヤル2010のテーマは、

青空の国に20年吹いた風、そしてこれから」

留学生会会長のドゥルグーンさん(東京大学2年生の女子学生)からのメッセージ

「~今年は、このイベントを通して、日本人の方々にモンゴルの過去20年間の歴史を紹介するかたわら、モンゴル人には「エコ国」である日本から学ぶべきだと考える環境保護の重要性を強調し、取り上げたいと存じます。~」

光栄なことに今年は GNC Japanも モンゴルカレッジで5月3日午前中に 活動紹介をさせていただくことになりました。連日、少しずつ そのプレゼン用の資料を作成しつつあります。

ロシアとの国境地帯の永久凍土に横たわるアカマツの森林地帯が 火災や盗伐などの被害に遭い深刻な砂漠化の危機さらされています。そのため GNC Japanも2004年春から 森林再生植林に取り組み始めています。その活動も紹介をする予定です 。

2006

2009akamatsu    

2006年(植林2年後)には こんなに小さかった(20㎝くらい)アカマツの苗木(写真上)も 2009年秋には 1mを越える高さにまで生長したものもあります。(写真下)

さらに 無事に生長を続け 10年後、20年後には きっと見上げるほどの高さに生長し、マツボックリをいっぱい実らせて そのマツボックリの中の種は風に乗って 遠くまで飛んで行って 次世代のアカマツがいっぱい芽を出すことになるはずです。おそらく私自身は、この目で確かめることはできないかもしれませんが・・・・その分、次世代の若いスタッフたちに、しっかりと見届けてほしいと願っています。

少しでも現状よりよい方向へ変化した未来が実現するためには ほんのささやかな一歩でも勇気を持って踏み出すこと・・・ゼロはいつまでたってもゼロのままだから・・・・

改めてこう思うのです。

GNC Japanスタッフ 矢野明子 記    

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2010年1月 5日 (火)

未来からのメッセージ?(GNCスタッフブログ)

新年 あけましておめでとうございます。

2010年もいよいよ活動開始です。私には 毎年必ず 初心に帰って年頭にそっと耳を傾けることがあります。

今さらのように20世紀は人類による自然破壊の世紀であったと思います。人類以外の動物や植物は本来ならば 変わらぬ営みを続けていくはずであったのに、人類による自然破壊の影響で変化せざるをえなかった・・・・生まれ故郷の川を上っていき すべての力を振り絞って産卵し、命果てる鮭の群れ・・・・その死骸を 命の糧とする獣たちや 鳥たち こうした自然界の循環を将来にわたって持続させることができる源は 豊かな森なのです・・・森が消えたなら 雨を集めて保たれる水源が涸れ、やがて鮭の産卵できる川も消えていくのです・・・・

今、多くの人が 50年 100年先の 森を描いて 自分なりにできるなんらかのアクションを起こしたなら、必ず 未来は変わってくるでしょう。ひとりでできることなんて大火に注ぐ一滴の水かもしれないけれど ゼロではない ゼロからは決して何もうまれない、多くが集まれば大河にだってなる可能性があるはず・・・・こんな想いで 15年くらい前から、私もモンゴルでの森づくりに挑んできました。一歩ずつ ともに歩む仲間と出会いながら・・・

以前 ある番組の中で あなたにとって生活必需品って何ですか?いう質問に

富良野の自然塾の若者たちの答えは
 ①水 ②火 ③ナイフ ④食べ物。

そして同じ質問を都会に住む若者に行ったところ
 ①金 ②携帯電話 ③テレビ ④車

だったそうです。 面白い結果であるとともに、やはり人工的なものに100パーセント縛られずに、自然環境ついても もっともっと大切に、身近に思える若者が増えるような教育が工夫される必要があるとつくづく思いました。

「一人でも多くの人たちに 未来の美しい森を 描いてほしい!!」

未来からのこんなメッセージが聞こえてくるような気がしてならないのです。

2010年 1月5日
                  GNC Japan  スタッフ 矢野明子

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2009年12月24日 (木)

来年のより充実したGNC活動をご期待ください!

今年もあとわずかとなりました。

GNC 、活動を振り返ってみますと 

★日本・モンゴル 若いスタッフが新たに 共に歩み始めました。

★モンゴルでのエコツアーでは 新たに100名を超える 人々と触れ合うことができました。

★日本・モンゴル共に新スタッフ参加により より充実したスタッフ会議となってきました。

そして 来年からは いよいよ バヤンチャンドマン村での 村人たちとともに モデル緑化村づくりを目指す、新たな事業がスタートします。日本国内では 新スタッフを中心に 国内スタディツアー 環境スポット見学会 や 興味深いトピックスをもとに皆で気楽に語り合う”テーマサロン”の復活などが続々計画されています。

皆様もぜひ 参加なさってみてください。

Photo
日本・モンゴルGNCスタッフ & 在日モンゴル留学生(ウランバートルにて2009年9月撮影)

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2009年11月 6日 (金)

GNH(国民総幸福量) とSWLS(生活満足度)

GNC Japanスタッフブログを新たにスタートしました。

みなさんは GNH 国民総幸福量(Gross National Happiness GNH)、とSWLS (Satisfaction with Life Scale)という言葉を耳にされたことがありますか?

GNHは 1972年に、ブータン国王ジグミ・シンゲ・ワンチュクが提唱した「国民全体の幸福度」を示す”尺度”である。国民総生産(Gross National Product GNP)で示されるような、金銭的・物質的豊かさを目指すのではなく、精神的な豊かさ、つまり幸福を目指すべきだとする考えから生まれたものです(Wikipediaより)

一方 、SWLSは 「自分が満足しているかどうか」といった簡単な質問群に対して単純に感じたまま答えたものをベースにしたもののようです。これが厳密に表しているかどうかはわかりませんが、GNCが 関わっている日本とモンゴルに注目してみますと、モンゴルは57位 日本は88位 モンゴルのほうがかなり上位にあります。GNPでは はるかに日本が上位にあると思いますが・・・・改めて ”国民ひとりひとりの幸福感は何?” ということを考えさせられます。 

Nation SWLS Score
(Univ. of Leicester,2007)

1、DENMARK 273  デンマーク
1、SWITZERLAND 273  スイス
2、AUSTRIA 260  オーストリア
2、ICELAND 260
5、BAHAMAS 257
5、FINLAND 257
5、SWEDEN 257
8、BHUTAN 253    やはり ブータン8位とかなり上位です
8、BRUNEI DARUSSALAM 253
8、CANADA 253 カナダは8位 G7の国の中ではトップです

8、RELAND 253
8、LUXEMBOURG 253
13、COSTA RICA 250
13、MALTA 250
13、NETHERLANDS 250
16、ANTIGUA AND BARBUDA 247
16、MALAYSIA 247
16、NEW ZEALAND 247
16、NORWAY 247
16、SEYCHELLES 247

16、ST KITTS AND NEVIS 247
16、UAE 247
16、USA 247    アメリカは16位
16、VANUATU 247
16、VENEZUELA 247
16、AUSTRALIA 243
16、BARBADOS 243
16、BELGIUM 243
16、DOMINICA 243
16、OMAN 243

16、SAUDI ARABIA 243
16、SURINAME 243
33、BAHRAIN 240
33、COLUMBIA 240
33、GERMANY 240 ドイツは 33位
33、GUYANA 240
33、HONDURAS 240
33、KUWAIT 240
33、PANAMA 240
33、ST VINCENT AND THE 240

41、UNITED KINGDOM 237  英国は41位
42、DOMINICAN REPUBLIC 233
42、GUATEMALA 233
42、J42、AMAICA 233
42、QATAR 233
42、SPAIN 233
42、S42、T LUCIA 233
48、BELIZE 230
48、CYPRUS 230
48、ITALY 230 イタリアは48位

48、MEXICO 230
48、SAMOA WESTERN 230
48、SINGAPORE 230
48、SOLOMON ISLANDS 230
48、TRINIDAD AND TOBAGO 230
56、、ARGENTINA 227
57、FIJI 223
57、、ISRAEL 223
57、MONGOLIA 223  なんとモンゴルは 57位で日本よりずっと上位です、
57、SAO TOME AND PERINI 223

61、EL SALVADOR 220
61、FRANCE 220 フランスは61位
61、HONG KONG 220
61、INDONESIA 220
61、KYRGYZSTAN 220
61、MALDIVES 220
61、SLOVENIA 220
61、TAIWAN 220
61、TIMOR-LESTE 220
61、TONGA 220

71、CHILE 217
71、GRENADA 217
71、MAURITIUS 217
71、NAMIBIA 217
71、PARAGUAY 217
71、THAILAND 217
77、PHILIPPINES 213
77、TUNISIA 213
77、UZBEKISTAN 213

81、BRAZIL 210
81、CHINA 210 中国は81位で やはり日本より上位です
81、CUBA 210
81、GREECE 210
81、NICARAGUA 210
81、PAPUA NEW GUINEA 210
81、URUGUAY 210
88、GABON 207
88、GHANA 207
88、JAPAN 207   

日本は88位です。G7では見事最下位です!さらに 日本よりかなり貧しい国々が多数上位にランクされているようです。裕福だけど 幸せと感じる人が それだけ 日本人は少ないということですね・・・・何かに対して 不満に思う人が多いということですかね?それとも、根本的な 何かが満たされていないんでしょうか?


人が 主観的に幸せと感じることって 実に 複雑なようですね・・


88、YEMEN 207
88、PORTUGAL 203
88、SRI LANKA 203
88、TAJIKISTAN 203
88、VIETNAM 203
96、IRAN 200
97、COMOROS 197
97、CROATIA 197
97、POLAND 197
98、CAPE VERDI 193

98、KAZAKHSTAN 193
98、MADAGASCAR 193
98、SOUTH KOREA 193  韓国は100位
104、BANGLADESH 190
104、CONGO REPUBLIC 190
104、GAMBIA 190
104、HUNGARY 190
104、LIBYA 190
104、SOUTH AFRICA 190 南アフリカ 104位
109、CAMBODIA 187

109、ECUADOR 187
109、KENYA 187
109、LEBANON 187
109、MOROCCO 187
109、PERU 187
109、SENEGAL 187
117、BOLIVIA 183
117、HAITI 183
117、NEPAL 183
117、NIGERIA 183

117,TANZANIA 183
122,BENIN 180
122,BOTSWANA 180
122,GUINEA-BISSAU 180
122,INDIA 180  インドは 122位
122,LAOS 180
122,MOZAMBIQUE 180
122,PALESTINE 180
122,SLOVAKIA 180
130,BURMA 177

130,,MALI 177
130,MAURITANIA 177
130,TURKEY 177
134,ALGERIA 173
134,EQUATORIAL GUINEA 173
134,ROMANIA 173
137,BOSNIA & HERZE 170
137,CAMEROON 170
137,ESTONIA 170
137,GUINEA 170

137,JORDAN 170
137,SYRIA 170
143,SIERRA LEONE 167
144,AZERBAIJAN 163
144,CENTRAL AFRICAN RE 163
144,MACEDONIA 163
144,T144,OGO 163
144,ZAMBIA 163
149,ANGOLA 160
149,DJIBOUTI 160

149,EGYPT 160
152,BURKINA FASO 157
152,ETHIOPIA 157
152,LATVIA 157
152,LITHUANIA 157
152,UGANDA 157
157,ALBANIA 153
157,MALAWI 153
159,CHAD 150 , 
159,IVORY COAST 150

159,NIGER 150
162,ERITREA 147
162,RWANDA 147
164,BULGARIA 143
164,LESOTHO 143
164,PAKISTAN 143
164,RUSSIA 143   ロシアは164位 かなり低いですね・・・ただ、こんなに低いとはね・・・・
169,SWAZILAND 140
169,GEORGIA 137
169,BELARUS 133

169,TURKMENISTAN 133
169,ARMENIA 123
173,SUDAN 120
173,UKRAINE 120
175,MOLDOVA 117
176,CONGO DEMOCRATIC 110
176,ZIMBABWE 110
178,BURUNDI 100

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